あなたは「チー牛」というワードを知っているだろうか。
「チーズ牛丼」の略語であるこの言葉、ネット上では1枚のイラストとともに、なぜだか「イケてない」人物を指すネット流行語として定着しつつある。
なぜチー牛? その拡散の経緯、そして実際にモチーフになったと思われるメニューを展開している牛丼チェーン「すき家」の受け止めを、J-CASTニュースが取材した。
チー牛
きっかけとなったのは、ネット上で出回っているとあるイラストだ。地味な眼鏡をかけ、セットした様子のない黒髪、ちょっと突き出気味の口元――という、いかにもちょっと冴えない様子の若い男性。そんな男性が、「すいません、三色チーズ牛丼の特盛りに温玉付きをお願いします」と注文を行っているというものだ。
このイラストの男性やその注文の内容から、ツイッターや5ちゃんねるなどのネット掲示板では、「イケてない人」やその容姿を象徴するワードとして「チーズ牛丼」と「チー牛」が使われている。
その用法や意味は、いわゆる「陰キャ」という言葉に近い。こちらは引っ込み思案で内気な人を指す言葉で、時にネット上などでは他人を「地味でイケてない人間だ」としてレッテルを貼る際にも用いられる。
「チー牛」が広まるようになったきっかけとされているのは、5ちゃんねるの掲示板「なんでも実況(ジュピター)」で18年7月19日にとあるスレッドに投稿された書き込みだ。投稿者は「ザ・陰キャって顔」の特徴を挙げ、「眼鏡」「黒髪」「子供のような髪型」「覇気のない抜けた顔」などと辛らつな言葉を並べた。この書き込みに、チーズ牛丼を注文する男性のイラストが参考画像のように添えられているのだ。
このイラストは、その以前から存在しており、あくまで投稿者が勝手にイメージとして転載してきたものだったとみられる。にもかかわらずこの書き込みはスレッド内で「こういう顔のやつおるよな」などと反響を呼んだ。この書き込みにより、イラストの男性の外見的特徴と「チーズ牛丼」、そして「陰キャ」が結びついていく。
19年4月にはまとめサイトで「とろ~り3種のチーズ牛丼とかいう陰キャ専用牛丼」というスレッドが掲載されているように、「『陰キャ』は『チーズ牛丼』を食べる」というジョークのような風潮が醸成されていく。
そうして「あなたはあのイラストの『陰キャ』とされる男性のような雰囲気や顔をしていそうだ」という、相手をけなすための「煽り」として「チーズ牛丼」が用いられていくようになった。
「『チー牛』という言葉については、広報室としては認知しております。人気ナンバーワンのトッピング商品である『とろ~り3種のチーズ牛丼』ですが、幅広いお客様に今後とも継続してお召し上がりいただければと存じます。また、17日からちょうど『チーズ牛カルビ丼』というメニューが登場するので、ぜひお召し上がりください」
と返答した。
この手のネット用語解説ってどこかおかしい事が多いよな
でも結局インキャとかこどおじと一緒で気に食わんやつにとりあえず使う言葉として定着してしまったし
使う奴は煽りに使えれば意味なんてどうでもいいからな
ネトウヨ陰キャこどおじ全部そうや
チー牛のプロがいて草
ネットスラング意味簡単に変わるし言葉として最も低俗だし
そんな細かいこと気にするわけないじゃん
引用元: ・【取材】すき家「認知しております」ネットで流行語化の“チー牛”
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